山鹿蒸溜所ストーリー

Yamaga Distillery Story

Yamaga Distillery Story Vol.05 『「製品コンセプト」は“エレガント”“フルーティー&クリーミー”』

山鹿蒸溜所のファーストシングルモルト記念連載企画「山鹿蒸溜所ストーリー」。
今回はいよいよ、山鹿蒸溜所シングルモルトウイスキーの核心となる「製品コンセプト」についてお話します。

ウイスキーの香りや味わいを言葉で表現することはとても難しいものです。香りや味わいの感じ方は人それぞれで、同じウイスキーを飲んでも、受け取る側の印象は十人十色。
テイスティングコメントに正解はなく、自由な感性で楽しめることも、ウイスキーを味わう魅力のひとつです。

そのような中で、私たちがこのウイスキーに込めた想いや、目指した味わいをどのように表現すれば、もっとも的確に、そして判りやすくお伝えできるだろうか。 その問いに真摯に向き合い、時間をかけて選び抜いたキーワードが「エレガント」そして「フルーティー&クリーミー」です。

「エレガント」に込めた想い
「エレガント」という言葉は、「上品な」「優雅な」といった意味の他にも「洗練された」「すっきりした」というニュアンスを持つ言葉でもあります。
この一語に、私たちが目指す理想のウイスキーの姿が詰まっていました。
私たちが目指す酒質は、軽やかで女性的、それでいて芯の通った強さを感じさせる香味。そんなイメージが、山鹿灯籠踊りの踊り手の姿と重なって見えたのです。

優雅に舞う灯籠踊りの踊り手たちの所作。和紙と糊だけで作られた繊細な紙灯籠を頭に載せながら、静かに、そして凛と舞う姿には、まさに山鹿らしい「エレガント」が体現されています。

このウイスキーを通して、私たちが思い描く「エレガント」のイメージを、味わいとしてお客様に感じていただけたなら。それは、山鹿蒸溜所にとってこの上ないよろこびです。

「フルーティー&クリーミー」というもう一つのコンセプト
「エレガント」と並んで、私たちが製品コンセプトとして掲げたもう一つのキーワードが「フルーティー&クリーミー」です。
この言葉は、ファーストシングルモルトを構成するうえで柱となった2種類の原酒の特徴を、最も素直に表現できるものとして選びました。

「フルーティー」な印象を担っているのは、「YAMAGA NEW BORN 2023」のブレンドにおいて主軸となった、果実のような酸味と香りが特徴的なバーボンバレル原酒。
一方で、「クリーミー」な甘さと質感は、「YAMAGA NEW BORN 2022」や「YAMAGA NEW BORN 2024」において主軸となった原酒で、バターやカスタードを思わせるまろやかな口当たりが特徴です。

山鹿蒸溜所では、「香味の骨格を醸す酵母選定」「原料由来の個性を活かす発酵・蒸留設計」「それぞれの特徴を最大限引き出す樽の使い分け」を大切にしてきました。これらのプロセスすべてが、「フルーティー&クリーミー」という香味の世界観を形づくるために緻密に設計されています。

ファーストシングルモルトは「YAMAGA NEW BORN」シリーズからの進化を大きなテーマとして、この「フルーティー」と「クリーミー」のバランスにこだわったブレンドとなっています。

私たちはこのボトルに、ウイスキーのみならず、ウイスキーに向き合うスタッフ一人ひとりの想い、そして山鹿という土地と共に歩んだ時間を詰め込みました。
お客様にとって、この1本が「山鹿らしいウイスキー」の原点として、末永く記憶に残るものとなることを願っております。

リリースの時が、刻一刻と近づいてきました。
次回の「山鹿蒸溜所ストーリー」にも、どうぞご期待ください。

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