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2025/01/11

2025年 新年のご挨拶

2025(令和7)年、新年明けましておめでとうございます。

 

いつも応援し見守ってくださる皆さまのおかげで、山鹿蒸溜所はウイスキーの製造開始から4回目の新年を迎えることができました。

心より御礼申し上げます。

 

昨年は竣工3周年を迎え、より山鹿らしいウイスキーづくりの追求のため、仕込み、蒸留や熟成等において、新たな取り組みを開始しました。

一つひとつの製造工程を追求し、私たちにしかつくれない山鹿のウイスキーに、さらに磨きをかけてまいります。

これらの取り組みが具体的な成果として形になる日を、またこのブログで皆さまにお伝えできるよう全力を尽くしてまいります。

 

2021年の製造開始時、最初に原酒を詰めた樽は、既にまる3年の熟成期間が経過し、ジャパニーズウイスキーの定義を満たしました。

樽熟成庫の貯蔵数は2,000丁を超え、第二貯蔵庫の建設計画も進行しております。

写真上:2021年12月、初めて樽詰めを行い、熟成庫のラックに配置した9丁のバーボンバレル。

写真下:現在の樽熟成庫。中に入ると華やかなウイスキーの香りに包まれます。

山鹿の豊かな自然環境の中で熟成されたウイスキーを、最適なタイミングとブレンドで皆様にお届けできる日を、スタッフ一同心待ちにしております。

 

 

今年の秋には、いよいよファーストシングルモルトの発売を予定しております。

山鹿の水を使用し、山鹿蒸溜所でモルトの粉砕から蒸留まですべての工程を行い、山鹿の環境で3年以上熟成した原酒のみで創り上げる、唯一無二のジャパニーズウイスキーです。

 

山鹿らしさとこだわりを表現するため、中身の内容はもちろん、パッケージ制作等の準備も着々と進んでおります。

どうぞご期待ください。

 

皆さまに、より蒸留所見学を楽しんでいただけるよう、見学ツアー・ショップの品揃えもアップデートを予定しております。

土日祝に営業しておりますので、近くにお越しの際はお気軽にお立ち寄りください。

有料ガイドツアーも、不定期で実施しております。

お知らせページにて告知いたしますので、ご予約のうえご参加ください。

 

また、ウイスキーイベントに出展する際は、カスクサンプル等の試飲アイテムをご用意させていただく予定です。

 

今年も皆さまにお会いできることを、楽しみにしております。

 

 

1月6日の仕事始めには、製造スタッフはお酒の神様・大山咋神を祀る松尾神社(菊鹿町)へ、管理/営業スタッフは山鹿燈籠起源の神社・大宮神社(山鹿)へ恒例の初詣をしてきました。

今年1年間の無事故、そして皆さまに最高のファーストシングルモルトをお届けできるよう祈願しました。

写真上:松尾神社

写真下:大宮神社

2025年は巳年。

蛇といえば酒豪のイメージがある蟒蛇(うわばみ)を連想します。

脱皮を繰り返し大きく成長する蛇のように、より良いウイスキーのために挑戦を続け、蒸留所として大きく成長する年にしたいと思っております。

 

3年熟成の製品発売は、蒸留所にとって第2のスタートラインだと考えております。

一人でも多くのお客さまに、私たちのウイスキーをお楽しみいただけるよう、引き続き

「やさしく綺麗な味の中にも、時を掛けた力強さのある」

山鹿らしいウイスキーを追求し、品質向上に努めてまいります。

 

本年も、山鹿蒸溜所をどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

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