山鹿蒸溜所 広報担当の本坊です。

「11月11日」某お菓子メーカーの〇ッキーの日として多くの方々が認識されているかと思いますが、私たち山鹿蒸溜所にとってもとても大切な日です。

 

2021年11月11日、2年前のこの日に山鹿蒸溜所は初めての仕込みを行いました。高揚感と不安感は今でも鮮明によみがえります。当日は設備一式を導入いただいた三宅製作所の技術者の方々にご指導いただき、また社内外の関係者に見守られながら、初仕込みを順調に終えることが出来ました。

 

初仕込みを終えほっとする一方で、ウイスキーと向き合う日々の始まりでもありました。美味しいウイスキーとは何か、原酒造りとは何か、試行錯誤の連続です。さらに想定外の事象が次々と発生し、その解決に奔走。波乱万丈とはこのことかと、言葉の意味を痛感。そしてあっという間に2年が経過した気がします。

 

その間にも見学施設・ショップをオープンしたり、ウイスキーのイベントに出展したり、酒販店や飲食店にて私たちの製品を取り扱っていただいたりと、少しずつウイスキーファンの皆様との交流が増えていきました。皆様からの応援やアドバイス、そして山鹿蒸溜所のウイスキーを「美味しい」と言ってくださる言葉が、何よりウイスキー造りの励みになっています。

 

2周年を迎えるにあたって、あらためてウイスキー造りは一人ではできず、一企業ではできず、多くの皆様のご理解とご支援があってこそだと感じます。

 

ウイスキー製造をご教示いただいた関係者の皆様

山鹿のウイスキーを一緒に盛り上げてくださるお取引様

山鹿のウイスキーを楽しみにお待ちいただいているお客様

 

皆様に恥じることのない品質のウイスキー、何より「楽しく飲める」ウイスキーをお届けできますように、これからの3年目も山鹿蒸溜所のウイスキーを探求し続けたいと思います。

これまでのご支援、ご助力に感謝申し上げますとともに、これからも山鹿蒸溜所をよろしくお願いいたします。